思い出は音楽と一緒に

このところ、VULFPECK(ヴァルフペック)という

アメリカのバンドにドハマりしていて

仕事中ずっと聞いています。

 

ぱっと見はどこにでもいるふだん着のアメリカ人って感じだけど

演奏力は高くて、70年代~80年代初頭あたりのソウル/R&B/ファンク

ロック&ポップスを、もうほぼオマージュに近い感覚で演奏するスタイル。

でもその「混ぜ具合」や、ところどころに現代的なアレンジを

スッと差し込んでくるニクいところに

ただの「レトロ」で終わらせない感じを受けとても好きなのです。

 

ネットにアップされているたくさんのミュージックビデオのほとんどは

ハンディカメラなど簡単な機材で撮られ手作りーな雰囲気

演奏場所も自宅やガレージ、庭や路地などかなり身近なところばかりで

ときにカメラマンが映り込んじゃったり外野が飛び込んできたりして

でもその「面白けりゃOK」のカメラワークや編集のしかたがユニークでなんだか新鮮。

自分の仕事柄、手作りな感じの「クラフト感」に共感するし

行き当たりばったりの面白さもあるんですよね。

 

↓ファンクミュージシャンの大御所達も参加している

“あの時代のソウルバラード”感いっぱいの曲

そんなVULFPECKの音楽なのですが、70年代後半~80年代というと

僕が赤ん坊か幼児のとても幼い頃。

 

年をとったのか、自分の生まれ年あたりの音楽を聞いたり

映画を見てみたりしてみたくなるときがありますが

そういったものが驚くほど自分の好みにズバン!と

くるものだったりする。

 

なんでなのかなと不思議だけど

きっと僕らは今はもういない大事な人達が

ひとりも欠けることなく過ごせていた頃に

戻りたい戻りたいという気持ちが心のどこかにあって

その風景と重なるような同じ時代の音や映像を

知らず知らずに求めているんじゃないかな…と思ったりします。

 

そんな心の原風景を求めるようなことばかりではなく

音楽が思い出とがっちりと引っ付いて

離れなくなっていること、たくさんありますよね。

とくに心配事ばかりだった頃や、失意のときに聞いた音楽は

その音楽には本当に申し訳ないのですが

「あ~!もう止めて!」ってなってしまう。

 

そんな自分の“黒歴史”と結びついてしまっている音楽

誰しもきっとあると思います。
本当は僕のブラックソングをブログの最後に貼り付けようと思ったのですが

その曲名をYouTubeで検索することすら嫌で、、、

 

手元が狂ってちょっとでも再生されてしまった日にゃ

もう一日嫌なノスタルジーに浸ってしまいそうです!