唐津へ戻って… 楕円形な理由

滋賀 galleryサラでの個展から戻り

すこしひと息つきつつ、荷出しのあとバタバタ出かけて行った工房を

掃除したりしています。

いやぁ相変わらず琵琶湖でかかった!

 

ギャラリーへの二日間の滞在中には

沢山のお客様が足をお運びくださいまして
アウェー感を感じる間もなく本当にありがたかったです。


本展でテーマに置いたオーバル(楕円形)の一点ものの器たちも

好評でホッとしております。

なにせオーバルだけでも大・中・小の
合計120枚ほどのボリュームがありましたので

蓋を開けるまではどういった反応になるか

気が気ではなかったことも正直なところです。

 

少し即興的な感覚のある作品が作ってみたくて

このオーバルをはじめました。

とはいえ、うつわを主に作ってきましたので

キャンバスを楕円形のお皿と鉢に絞ることにしました。

 

なぜ楕円形なのか?とよく聞かれます。

 

料理にもよりますが、楕円形は円形と比べて

盛り付けたとき無駄な余白を感じにくく

スペースを無駄なく使えるので

単純にうつわとして使い勝手が良いです。

 

横長い形状がひとつでもあると、食卓に変化が出ます。

 

他にも輪花や八角形など魅力的な形状はありましたが

そういった形状はかたちの印象が強く

そのかたちに対してどういった色付け・絵付けをすべきか

前もって頭に情報がインプットされすぎていて

自由な仕上げを妨げそうでした。

 

 

円形が横拡げになっただ円形は

焼成で少々歪んでかたちが変形したとしても

ゆらぐような味わいがあります。

八角形などのカチッとした形は、歪んでしまうと

出来の悪い子のように感じる場合が多い。

 

以上が楕円形にかたちを絞った理由です。

 

急に聞かれると「何でだっけ?」と

記憶が飛んでしまうことも多々あるし

何度も聞かれると話が大げさに盛られていく気もするので(笑)

忘備録として記しておきました。

 

個展の会期は6/24(日)まで

まだまだ20日間近くございます

皆様のお出かけを心よりお待ちしております。

(会期最後の週末、23日・24日には僕もまた会場へ出向きます)