みせかた

来週は縁あって陶磁器フェア福岡へ出展する。

今回は赤水窯として

久しぶりに出先で自前で売り場を作る。

 

こういうのに参加するのは

これで最初で最後だと思うけど

「魅せかた」の良いトレーニングになると

張り切っています。

 

シナモノが良いのはプロとしては当然の事で

時には見せ方・魅せかたというのも

人任せにしていてはいけないと思っとります。

 

ものを乗せる台の素材感というものがあります。

ガラスや石からはその硬さから、冷たさ・緊張感を

木なら温かみを感じるのが基本だけれど

その木の硬さでも感じ方は随分と変わる。

古材とかで木に古色が付いていても変わるし。

 

木を白く塗りつぶすときの狙いは

ヤワな木の温かみを消すため。

過ぎた温かみは時に邪魔になるのです。

 

今回初めて試したことは

自作していた展示用の天板に

“寒冷紗”という農業用の網を貼り付け

白ペンキを塗りつめたこと。

この方法は漆の布張りの技法から

ヒントを得ました。

 

白く塗りつぶしただけでは

まだ木目が残ります。

人間の目は元の素材の印象を覚えているもので

木目からもなお温かみを感じてしまう。

 

それをなんとか阻止できないかと

布張りの代用で寒冷紗を張り付けたワケです。

 

上手に貼れなかったけれど大丈夫

塗りこめられた網が「パリッと」感を

出してくれて、結果良好(^^♪

置くモノの印象は随分変わったと思う。

 

とまあこんな余計なことをしているから

いつも追い込まれるワケ(笑)

 

余計だといいつつも楽しんでいるのかな。