ろくろで白磁の皿を作る

ずいぶんと昔に作ったお皿のデザイン
細いふちの外側に細かな点々の押し模様
それからふちの上を何周か線を入れる。
どちらも焼き鳥串一本で付ける。

デザインのもとは古いベトナム青磁の
皿や鉢から。
シンプルなお皿だけど
この程度の加飾でも全く別の
お皿になる。
盛り場がギュッと締まってくる。


以前どなたかに
「この点と線いらないから千円安くして。」
と言われたことがある。
そういう人には笑顔でお相手して
その後は距離を置くようにしている(笑)


平たいうつわ、「お皿」は
コップや鉢に比べて成形も困難だし
焼きあがるまでへたったり、傷が出たりロスが多い。
しぜん、見込み損を含めての価格になるのだけど
それを意識出来始めたのはやっとここ最近のこと。
理解いただけない場合も多い。


ろくろ引きのお皿は水分がなかなか抜けず
冬の間は乾燥させるのが厳しい。
六寸以上で銘々使いになるデザイン・サイズの
ろくろ引きの皿の制作は年々減らしている。


一年通して制作するには仕上がりまでの
安定したスピードも大事。
だけどそのぶん魅力が落ちたと
言われないよう別の努力しようと思う。